ホテルからスペイン王宮に向かおうと地図を確認しつつ歩いたが、道に迷う。散歩ついでだと思って、道を修正しつつ歩くが、時間がなくなって来たため結局タクシーを使ってしまう。マドリッド滞在時間をもう少し長くすれば良かったと後悔したが、やはり行ったことがない国の旅行の予定を立てるというのは難しい。結果として、計画の見積りの甘さに対して、奥さんに後でつつかれてしまう私である。そもそも完璧に旅行の手配をするというのは難しい。
移動なり、買い物、食事等を自力で手配してこなして行くのは旅慣れた人であっても初めての国で効率的にこなすのは難しいのではないだろうか。それそのものが旅の醍醐味であると思わなければならないのかも知れない。効率的な旅行をするにはやはりタクシーなどを使わずに地下鉄等を使えば良いのであろうが、初めて来た国で時間もないなか地下鉄に乗るのは難しい。しかも現地の言葉でしか書いてないことも多いから、とりあえずカタカナ読みして覚えて使うしかない。
天気が良く爽やかな日だったため、散歩も苦にならないが、治安の悪い場所もあるというので、女性だけの旅などではやはり危険だろう。残念ながら日本よりも所得格差は他国では多く、街中でも治安が悪化している場所というのは意外と多い。またスペインもここ数年多くの移民を受け入れていることから、貧しい生活を強いられる移民も治安悪化の要因となってしまうのだろう。日本の場合には貧しい人は社会において虐げられ、寧ろ主張をすることが許されず、暴動が大きく取り上げられるということもない。
日本は純粋に単一民族とは言いにくいが、歴史の重なるヨーロッパの国々に比べれば、宗教の問題や民族の問題というものが、格段に少ないことから、御し易い国民性を持っているのだろう。今後人口が減っていくという中で、労働力として移民を受け入れると言った話も盛んであるが、そういった場合には治安が悪化していくことも当然考えられる。日本は今は未だ並みの水準だから、途上国と言われるアジア諸国からの移民にしてみれば、日本人との所得格差を感じるかも知れない。優越感に浸りたい日本人は、アジアの民に対して自国の経済にとっての協力者として受け入れる心の準備が出来るだろうか。
具体的な解決策で、劇的に改善するということもないだろうし、一方で人口が数百万人単位で減ってしまうということもない。しかし、人口が徐々に減ることは事実であり、労働人口の減少が我が国の経済力の衰退に導いてしまう。しかし国家を論じるべき立場の人間に、期待したいと思える対象がいないというのが、この国の国民にとっての現実である。
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2008年4月22日火曜日
Spain&France20~Madrid City~
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