私にとっての旅の醍醐味とは、街を見ることにある。当然世界遺産などは素晴らしい。観光も旅の目的であることに間違いないが、都市を比較することで、我が東京の現在の位置を直接確かめることが必要である。自分の目で確かめたことを、統計資料やNEWSなどで確かめたりする。私が世に与える影響など、本当に微々たるものであるが、世界を知るための一歩である。詰まらん人生に少しでも何かを詰めるということは、我々人類にとって義務であり、またそれは権利でもある。生きるということは難しいが、それを乗り越えるということが、また面白いと感じることも多い。それを旅に重ねる者は、昔から少なくない。その人類の習性なのだろうか、私も何故か最近旅に行くことが、幼いころよりも楽しみに思えてくる。
まずは空港からホテルへの移動。至る所に様々な建設中の建物が存在する。香港と同様に、足場は竹である。日本に比べて地震が少ないことから、やはり巨大な建築物も多い。道路等の整備はかなり進んでいる。殆ど日本と変わらない印象である。空港等の周辺の整備状況を考えれば、上海>香港>>>インドというイメージである。インドはとにかくインフラの整備が遅れていた。これは同時に中国の経済発展は、このインフラの整備状況による貢献が大きいことを意味している。上海と香港の差は殆どないのだろうが、上海にはリニアモーターカーがある。日本でも様々な理由によりなかなか走れないリニアモーターカーを導入している上海。単なる興味の問題ではなく、東京も世界から遅れ始めているということである。
上海の不動産市場はバブルのピークをつけているようであるが、今後の崩落が経済にどのような影響を与えるのだろうか。過剰流動性は、しばらく息を潜め上海等の必要以上に高騰している株や不動産を買い支える勢力は国内の一部に限られている。今後大きく財産を失う人間が出てくるであろう。一方で、金のある人間はいち早くその情報を察知し、既に他の資産に乗り換えてさらなる富を築いているに違いない。この構造はどこの国でも同じであり、結果として情報格差が経済格差にそのまま繋がっている。日本に持ち込まれた金融理論も、不動産市場においては間違った使い方をされているようで、未だに不動産の価格などあってないような状態である。上海のような巨大都市が、今後日本と同じような道を歩むと言うのであれば、ビジネスのチャンスがあると睨んでいる猛者も多いことであろう。日本人には未だ選択肢がある。
2008年3月5日水曜日
Shanghai2~空港から錦江飯店への道/Way to JIN JIANG HOTEL~
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