2008年3月7日金曜日

Shanghai29~東洋のベニス/Venice in the Orient~

東洋のベニスと呼ばれる蘇州に到着。上海よりも内地であるせいか寒い。ところどことに雪が積もっている。もちろん目当ては、庭園である。中国四大庭園のうちの2つがこの蘇州にあり、「留園」と「拙政園」である(他の2つは北京の「頤和園」、承徳の「避暑山荘」)。さてまずは帰りの切符を買わねばなるまいと思って、切符売り場を探す。蘇州の駅はなんでもない、本当にホームだけあるという感じで、屋根も中途半端についている。田舎の駅である。
地図を片手に切符売り場に行こうとしていると、日本語と英語混じりで話しかけてくる変なオヤジが寄ってくる。鬱陶しい。だが何故か切符売り場まで連れていって、切符を買ってくれようとする。必要以上に親切でかなり胡散臭い。結局切符が無いという何となく予想していた事態なのだが、さて困った。でもオヤジは鬱陶しい。こういう親切な感じのオヤジは基本的には自分の利益になるようにしているわけで、後で分かったのだが、このオヤジは自分の車をタクシー代わりにして観光客をカモろうとしている輩だった。奥さんは最初からこのオヤジをかなり嫌がっていたので、私は帰る方法に関して、どうしていいのか良く分からなかったが自分達でやるから要らない、と伝えた。するとどこから湧いてきたのか他のオヤジが現れる。私もいい加減気が立っているので、そういう輩は基本的に一喝する。旅行は行きと帰りの飛行機以外全てフリーだが、一応送迎時にガイドがいたので、奥さんが駅のキオスクのような店で電話を借りて、ガイドの携帯電話にかけてみたのだが、なかなか使えないガイドで埒が明かない。
最悪タクシーで帰ったら幾らするのだろうかとか、そういった不安を口にして、奥さんと揉めつつ、バス乗り場にタクシーで向かってバスのチケットを探すことにした。バス乗り場はかなり近かったが、道が悪いのでタクシーに乗ると、随分前で降ろされた。タクシーの運転手もピンからキリまでいる。そもそも私も上海で帰りのチケットが無かった時点で、気付くべきである。まあとは言っても、結局バスのチケットは案外あっさり買えた。一安心である。動車組に比べると高いが、日本人からすればそんなに変わらない値段だ。なので奥さんも機嫌を直してくれるだろうと思っていたら、うっかりしていたが、蘇州の観光地はみな17時には閉まってしまうのだ。今もう15時を回っている。蘇州の街は狭いと言っても観光名所だけでも2時間程度で全て回ることはもはや難しい。それが原因でかなり不機嫌である。とりあえずタクシーに飛び乗り最初の世界遺産留園に向かう。タクシーの中で沈黙なので、写真をこっそり撮影する。

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