上海駅構内で、動車組の乗り込みの開始する時間を待つことになる。日本の新幹線とは異なり、改札を通ればそのままホームに行けるのではなく、写真のような巨大な待合所で全員が待っているわけである。大体発車時刻の15分~25分前ぐらいになるとホームに駅員が誘導してくれるのだが、直前に行って乗れないということもないのだろう。我々は初めてだったということもあって、少し早めに着いたが、結局椅子で座ってまっているだけなので、何故このような無駄なスペースがあるのだろうかと疑問が生じる。各動車組のためのホームに対しては、2つずつ待合所が用意されている。これらの人々が前と後ろに分けられて、確か16両だったので、8両ずつということになるが、席に座ったり、席が無い者は立ったまま待っている。
待合所には、我々が乗る動車組よりも後の時間に発車する他の時間帯の動車組に乗る人々も多く座っている。こんなに時間を持て余しても仕方がないと思うのだが、荷物が多いこともあってどこかを動きまわるよりも、座ってじっとしていることのほうが、彼等にとっては合理的であるのだろうか。埃が舞う空間にはあまり長時間いたくないと思ったが、それから間も無くすると担当の係がドアを開けて乗り込みが開始された。
待合所にいるのは現地の中国人だけではなく、多くの外国人もいる。上海周辺の観光地としては、やはり蘇州や杭州が代表的であるから、我々と同様に蘇州を目指すのであろう。異国の地で自分達で切符を買って乗り込むというのは、なかなか大変である。それでも彼等にとっては日本語しか喋れない駅員が沢山いる日本よりも、窓口の人間であれば基本的に英語が通じる中国のほうが旅行しやすいのだろうか。衛生面についても、恐らくだが日本人ほど他国の人間は気にしていないし、観光地に限って言えば中国も十分綺麗であると言える。インドでは観光地であっても、かなり厳しいトイレが多かったが、やはり経済の発展に伴ってインフラが整備されてこなければ、衛生面は後回しというのは仕方ないことなのだろう。そういった意味では中国の海に面した地域や、経済特区である場所に比べると、10年遅れているという感覚になる。
マーケットの混乱や実体経済への影響によって、今後はインドや中国のGDP成長率がこれまでと同様の水準であることは難しいと言われている。インドは非常に強気であり、2008年の見通しに関しても、また国内のインフレ率についても適正水準を維持できると考えているが、中国は既に各所に綻びが生じているのだろうか、完全に強気というわけでもない。アメリカへの輸出は確実に影響を受けているようであり、日本は直接アメリカに輸出するものと、中国を経由してアメリカに輸出するという大きな2つのルートがあるが、これらは両方ダメになるものだとマーケットは評価している。1日や2日で何かが変わってしまうということはない。自動車工場で働く作業員の今日と明日の仕事量が劇的に変わるということもあまりないだろう。ただ確実に経済を蝕んでいくことは間違いない。アメリカがリセッションに陥ることによって、ドルの価値がまだまだ下落し、その見込みからドル建での原油も高騰を続けている。為替は誰にも分からないが、いつかアメリカに旅行にでも行きたいと思っていたが、チャンスが到来している。3月はユーロ圏への旅行と、現時点では対円であまり下げていない通貨で旅行をすることになる。おそらく半年か1年もすれば、ユーロもかなり円に対して弱くなってくることを考えると、このタイミングでのユーロ圏への旅行は為替的にはあまり正しい選択ではないのかも知れない。それでもやはり旅行には行きたいのである。
海外旅行
都市経済
世界経済
2008年3月6日木曜日
Shanghai27~上海駅待合所/Waiting Area in Shang Hai Railway Station~
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿