バナラシからデリーへ向かう帰りの電車の中では、KUMAR(クマール)というおっさんが向かいの下の段に座っていた、というより寝ていた。KUMARは少し体臭がきつかったが、自然に慣れてくる。私は上の段に寝ていたので、KUMARの一挙手一投足は丸見えである。電車の中でもお弁当を予約することが出来、Rajはそれを食べていた。これもまた日本人が食した場合には、イチコロだそうで、私はお弁当を外の店から持ち込むわけである。KUMARはカレーを食べ、Rajもカレーを食べる。やはりインド人は当然のようにカレーを食べるのである。Rajが飯を食べ終わってどこかに行ってしまった。私は少し寝ようかと思っていたが、電車の中が寒くてすぐトイレに行きたくなる。外が暑いからガブガブ水を飲むせいかも知れない。
ふとKUMARのほうを見ると何か変な白いものを食べている。私がじーっと見ていると、目が合った。何を食っているんだ?と聞くと、スウィーツだと言う。そうか、写真を撮らせてくれ、と言うと、そこから会話が始まり。その変なお菓子を食べさせてくれた。牛乳で創っているもので、「KALAKAND」と「GHEWER」とか言うらしい。そんなに美味しくはないが、甘い感じである。お礼に日本のお菓子をあげた。ベリーグッドと言っている割には、食べている様子はそんなに美味しそうには見えない。KUMARは「If you want,take the sheet」と言って、下の段に自分の席に座っても良いよと言う。多分すごいいい人なんだろうと感じで、お言葉に甘えて下に座った。上の段は私のように背が高い人間には非常に窮屈で、横になって脚を伸ばすとはみ出てしまう。日本で札幌と東京間の北斗星に何度か乗ったことがあるが、ここまでは狭くない。インド人には、協力とか助け合いとかそういう精神が日本よりも強いのだろうか。現状ではそうだとしても今後の経済成長等によっては分からない。日本だって昔は助け合いの精神だったはずだが、格差が広がるにつれて人々は余裕を失ってきたわけだ。日本は多くの過去を教科書を作る過程で忘却してきた。国民性の違いというものもやはりあるのだろうか。
2008年2月26日火曜日
India56
会話が進んでいくと、KUMARはPOLICEの人間であることが分かった。おばさんが日本人だと言う。おじさんはAccidentで亡くなったそうだ。どんなAccidentかは分からないが、そのせいでおばさんが2人の子供を連れて日本に帰ってしまって、今では音信不通だと言う。私を見て、日本人であると知ったからなのか、彼はその話をしている。KUMARの発音ではおばさんはアウンティだ。これもまた非常に聞き取りにくい英語で何度も聞き返してしまう。私も何となく発音を意識して話すと伝わらない。カタカナ英語を駆使したほうが伝わりやすいと感じた。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿