2008年8月29日金曜日

Spain&France177~Mont Saint-Michel11~

小汚いラーメン屋でビールを片手にラーメンを食い、ナイターを見ているサラリーマンは何か許せる。典型的なサラリーマンを地で行く人間の存在を認めていかなければなるまい。サラリーマンを勇気付けることが必要である。洗脳といっても構わないかも知れない。政府によるマクロの政策は当然重要であるが、サラリーマンが殆どを占めている日本の現状から言えば、彼らを勇気付けることが重要である。
これは個々の幸せというベースで本来意味はないのかも知れないが、社会的動物と言われた人間である以上一定の満足を与え続けなければ、いつか破綻してしまうことになる。巨人が勝つと日本が潤うのは、サラリーマンに巨人ファンが多いからである。ただ単にビールを飲みたいわけでもなく、あるいはただ単にラーメンを食べたいわけでもない。別にナイターが見たいわけでもない。しかし彼らは巨人が勝てば明日も頑張れる。高橋由伸が一番を打つことや、上原が抑えをすることは、巨人のためだけではなく、日本のサラリーマンのためであることを忘れてはならない。高橋由伸が3番にこだわることや、上原が先発にこだわる理由は野球人として分からなくもないが、日本国民、あるいはいちサラリーマンとしては、現状がきっとベストなのだろうと思いたい。
昼飯を食べに行った時に、となりの個室で遠慮なくビールを飲んでいるオヤジリーマンが結構数多くいるのだが、人生上がったと勘違いしているのか、これが日本企業の悪しき伝統なのか、それとも単に酒が好きなのか分からないが、酒を殆ど飲まない自分には理解しがたい行為である。小説等に出てくる昼間のサラリーマンの姿そのものであり、やや新鮮である。彼らはまた夜の街の闇にも消える。会社の経費かも知れない。どこにでもいるサラリーマンを否定する気はないが、何かを失ってしまった感覚が、彼らのやる気を削いでいることは間違いない。もう一度立ち上がるためには、だましてでもサラリーマンを勇気付けるしかないのである。せこいことを積み重ねても何の意味はないが、大きなうねりを生み出す可能性を少しでも大きくしておくことは悪いことではない。

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