相変わらず美術に造詣がない私だが、懲りずに美術館へ突入する。分からなくてもまあ良いじゃないかと言い聞かせて、ピカソの描いた作品をひたすら見る。時間がそれほど沢山残されている訳ではないので、あまり1つ1つの作品に時間をかけることが出来ないが、奥さんは絵画鑑賞が好きなものでなかなか次の部屋に行こうとしない。期せずして私は同じ作品を2度も3度も見てしまうことになる。
館内は撮影禁止であるが、そういった場所で果敢に写真を撮影するのはもはや習慣と化しているようだ。写真を撮って怒られることはあっても、それを消せとまで言われることは少ないとの話である。記念にどうしても撮りたい場合は、1枚ぐらいならば何とか撮影することが出来るのではないか。もちろんモラルという観点からすれば最悪の旅行者ではある。その写真を売ったりすれば犯罪行為にもなろうが。
ふと見ていて気付くのは、ピカソはやはり絵がうまかったのだな、ということである。当然と言えば当然なのだが、よく見る代表作などを見ても私には理解できないが、若い頃の作品などを見ると本当に上手い。なるほど表現の方法というのは段々変遷していくものなのだな、と思う。アーティストと呼ばれる人達は、自分を表現するために様々な手段を使うが、他人から見ると一貫しているのかいないのか良く分からないこともある。しかし本人にしてみれば、同じ事を主張したいだけなのかも知れない。偏った知識ばかり身につけると人生を豊かに出来ないことを身を持って証明してしまう美術館めぐりである。
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2008年4月21日月曜日
Spain&France16~MUSEO NACIONAL CENTRO DE ARTE REINA SOFIA1~
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