2008年2月21日木曜日

香港35(澳門8)

セナド広場。突然の雨に襲われる。にわか雨ですぐに止んだため観光には支障はなかったが、旅行先での雨はやはり好ましくない。日本に観光する外国人で間違えて6月に来てしまった人などは、きっと日本を嫌いになるだろう。暑くベタベタする季節というのは、如何に季節感を大事にしていようとも有難いものではないわけである。特に電車の中などは、長時間いたら人が倒れてもおかしくない空間である。そのような空間で多くの人はその人生のかなりの時間を過ごすことになるという。悲しいかな私も電車で通勤しているが、混んでいる電車ほど時間の無駄なこともない。ただ本を読む時間というのはなかなか有難いものであるから、通勤電車の往復40分~50分というのも、使いようであろう。それすら許されないような電車に乗るくらいなら、1本遅らせて次の電車に乗るということも時間の有効活用である。と言うと、1本早くすべきでは?と言う声があちこちから聞こえてきそうではある。

しかし素晴らしい模様である。都市計画などを策定する仕事というのは、やはりやりがいがあるのだろうか。街を設計し、美しい街を作っていく。目的や歴史的背景なくして、単純にデザインの問題であるのならば、現代でもおそらく叶なのであろうが、それに伴う何かがなければそれはただの人の集まる街であるに過ぎない。とりあえず開発するということもいつかどこかに歪なものが出来てしまう。私の嫌いな街は渋谷であり池袋であり水道橋である。逆に好きな街は日本橋であり、銀座である。日銀から中央三井のビルを横目に、三越を通り過ぎ、高島屋、丸善と行った昔ながらの老舗を横目に、あるいは目まぐるしく入れ替わるテナントビルを過ぎ去り、ブリジストン美術館のある京橋の街を通り抜ける。行き着く先は銀座である。これが中央通り。私の愛する街である。

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