2008年2月25日月曜日

India34

往きの寝台での向かいには、イタリア人が乗っていた。インドでレザーの輸入を行っているなどと言っていた。インドでの生活は結構長いようである。しかし、このイタリア人の英語もひどい。Rajとイタリア人と私で、英語で話す。もう、みんな発音が下手糞だから、めちゃくちゃ。でもこういう体験は日本の日常ではなかなか出来ないから、楽しいと感じる。イタリア人がオレオを取り出して、これは世界で1番のクッキーだとか言っている。日本で食べたことがあると言ったら、喜んでいた。しかし、世界で1番のクッキーではないだろう、多分。くれたから、こちらも日本から持っていったお菓子をあげた。結構高いお菓子なんだが、イタリア人は日本のお菓子はライト過ぎるな、なんて言っている。でも美味しいとは言っていた。オレオとは格が違うぞ、と思いながらも、日本の味付けというのは、濃い味付けのものをよく食べる外国人が理解するのは難しいのかも知れないと感じていた。こういうコミュニケーションのときに、日本のものを何か持っていると、結構喜んでくれる。日本、特に東京というのは、物価が高いとか、そういうイメージのようだ。ロンドンよりは安いよ、と言ったら、イタリア人が、ロンドンは高すぎるよ、と言う。ロンドンが高すぎるということは、東京も結構高すぎるということなんだろうが、このユーロ高の環境でそれを言っていると、あんたは東京には永遠に来れないぞ、なんていうことを考えていた。東京は世界でも発展している街だと思う。日本という国は駄目だが、東京という街はなかなか素晴らしい街であると思う。近代化がほどよく進行し、不便を感じることも殆んどない。長い間デフレだったせいもあって、都心にも私のような若輩者が住めるという環境である。このような環境をNew YorkやLondonで求めることは難しいのではないか。東京というのはそういう街である。もちろん、景気には変動があり、それに応じて地価にも変動がある。それを反映した家賃ではないというのが、東京の不動産市場かも知れない。今後ここまで回復してきた地価の動向は、注目すべきではあるが、外資が購入した日本の不動産は円高の影響もあって、今が最高の売り時なのかも知れない。他にどうやって運用するかという運用先の問題もあるが、サブプライムで揺れるアメリカ・欧州の金融機関にとって、日本の不動産は利益を確定しやすい時期にあることは確かだ。その資本がいなくなったとき、日本の機関投資家や、個人の富裕層が不動産を買うだろうか。バブルの二の舞を避けるという意味でも、なかなかマネーが動かないように思える。そんなときこそ買い時なのかも知れないと思いつつも、流動性を求めて私も不動産を売りに出す。


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