インドの大病院というものである。富裕層と呼ばれる人々は、インド国内ではますます豊かになってきている。日本の金持ちと呼ばれる人よりも、豊かな生活をしているだろう。こういった人々は、海外のMBAに留学したビジネスマンであったり、IT関連企業に勤めるものや、あるいは医者であったりする。元々の王様や財閥の人間は想像を超えた金持ちであるから、ここでの話題には含まない。インドでも、医者はステイタスが高い。医療技術はかなり発展しているため、大都市にある病院は非常に大きなものであり、高度な治療を受けることが可能である。インドはイギリス式であることから、公認会計士という資格と類するものは、Chartered Accountantと呼んでいる。試験の合格までに、3~5年かかることもあるという。日本の会計士試験は最近簡単になってきたとはいえ、大体似たようなものだろう。地位もそれなりに安定していると言っていた。ただ最近の日本の監査法人のように、金をばら撒いて人を集めるということはしていないだろう。ここ最近では、監査法人というのは、初任給も高く、面接も適当だから、もっとも入りやすく、苦労せず職業を得ることが出来る。恵まれた環境である。質の低下が危惧されるし、業界を揺るがすほどの影響があるのではないかと考えている。採用担当者の責任とか、そういうことではなく、業界がまさに今バブルの状況にあるのだろう。公認会計士という職業は、そもそも公僕みたいな仕事なのに、金をばら撒いて採用するというのは間違っている。初任給が100万円近く高い、今年入社の新入社員たちには、その意味が分からないだろう。給料が高いのは、自分が試験に苦労して受かったことへの恩恵だから、当然であると考えるかも知れない。結局は紙っぺら1枚のために働くということの苦痛さは、やはりやってみないと分からない。空虚だがしかし、市場がある以上は存在し続ける会計監査という制度の犠牲になるための人材である。会計士の仕事がそれだけではないという考えは確かにその通りである。一方で人がやりたがらない仕事をやるために給料を高くするというのも、仕方ないと言えば仕方ない。ただ他の業界からすれば、自分の会社が払っている監査報酬をこんなにも無能な1年目の会計士にばら撒いているというのは、どういうことだろうかと、疑問に思うことは何ら不思議な話ではない。この状態はもはや異常であり、市場好調時において異常な状態の兆候が確認されると崩壊へと向かうのと同様に、この状態は既に異常であると判断し、会計士業界からの離陸を念頭に監査法人で働くことが賢明であるのではないか。辞めようとする人間を引き留めることは、沈みかけた船とともに一緒に最後まで沈もうと言っているような気がしてならない。
2008年2月22日金曜日
India13
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